Kindle出版の5つのメリット・デメリット【24冊出した僕が解説】

迷える狼
Kindle出版気になっています!始める前にメリット・デメリットを知りたいのですが経験者の方教えてください!

こんな疑問に答えます。

結論から言うと、Kindle出版には大きなメリットとデメリットがあるので、この記事で紹介していきますね。

こんにちは、カンです。

この記事を書いている僕は、Kindle出版歴が3年半になり、Kindle出版に関しては下記の実績があります。

▶︎Amazon売れ筋ランキング10冠
▶︎月の印税は5万円〜7万円が安定
▶︎自作・外注共にベストセラー獲得
▶︎Kindle出版の印税を1年間で合計160万円超稼ぐ
▶︎Kindle出版×コンテンツ販売で1年未満で5500万円超収益化に成功

自分でも本を書いたり、Kindle出版コンサル、サポートもやっているので、かなり経験はある方です。

こういった背景の僕が、Kindle出版の5つのメリット・デメリットを解説していきます。

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目次

Kindle出版5つのメリット

まずはKindle出版の5つのメリットをご紹介します。

  1. 収益化が本当に速い
  2. リスクなく気軽に始められる
  3. 収益化のポイントを複数用意できる
  4. スキルを身に着けつつお金が稼げる
  5. 本という自分のコンテンツができる

それぞれ、詳しく説明していきます。

動画で見たい方は、以下からどうぞ。

 

Kindle出版のメリット①:収益化が本当に速い

販売後、「売れた」「読まれた」ですぐに収益化!

Kindle出版の魅力の1つは、その収益化の圧倒的なスピードです。

Kindleで出版した書籍であれば、発売した初日から「売れた」「読まれた」ですぐに収益が確定します。

しかも、アフィリエイトによくある特定の金額以上になったら支払ということもなく、1円以上の利益発生で支払いが確定します。

これがどのくらいのスピードなのかを、ブログと比較してみます。

一般的にブログが収益を生み出すには、最短で3か月と言われます。

この理由は、立ち上げたばかりのブログがGoogle検索エンジンに認知されるまで、最低でも3ヶ月かかると言われているからです。

では、3か月後になれば、収益が得られるのか?

その答えはNOです。

なぜなら、実際に3か月で収益化できるのは、ブログビジネスのノウハウをしっかりと身に着けた上級者だけだからです。

初心者が、副業としてブログを始めた場合、

Googleで検索上位にでない
・サイトの訪問者が増えない
・読まれてもアフィリエイトが成立しない

など、

SEO対策やライティングスキルの問題から、最初の収益発生まで1年以上ということもありえます。しかし、Kindle出版であれば、最初にお伝えしたとおり、発売初日からすぐ収益が生まれることがほとんどです。

1年後にようやく収益発生と、1日目で収益発生では、まったくスピード感が違うことがわかると思います。副業をしていく上でも、収益のありなしは、継続するモチベーションに大きな差を生みます。

その点でKindle出版の収益化のスピードは、大きなメリットです。

利益率が本当に高い!

スピード感とあわせて、もう一つの魅力は「利益率」です。

Kindle出版では、Kindle Direct PublishingKDP)セレクトという仕組みを利用することで、販売された本の価格の70%をロイヤリティとして得ることができます。

これがどのくらい高い収益率か、2つほど例をあげてみます。

まずは、「紙での出版」と比較してみましょう。

本の出版を行う場合、基本的には出版社を通して、本の作成を行い販売する形になります。

この場合の本の著者に入ってくる印税は、概ね本の価格の10%未満と言われています。

例えば、11,000円で本を販売した場合。

仮に10%だとしても著者に入る印税は100円です。

この利益100円を、Kindle出版で達成する場合。

最低金額250円(KDPセレクトで70%ロイヤリティを得る場合)で販売しても、1冊売れると175円の利益がでます。

つまり、Kindle出版であれば、最低金額を設定しても、出版社経由で販売する一般的な1,000円の本よりも1.75倍高い利益を上げることができます。

当然、1,000円の価値がある本を、250円で売る必要はないので、適正価格で販売すれば、この差はより大きくなります。

次は「Amazonアソシエイト」と比較してみます。

Amazonアソシエイトとは、アフィリエイトと同じく、アマゾンの自サイトの商品を紹介してもらい販売が成約すると、報酬を支払う仕組みのことです。

このアソシエイトの場合、紹介する商品により報酬金額が0%10%と異なります。

一例ですが、

DVD・ゲーム・一般家電は2%
・本・オフィス家具・おもちゃなどは3%
Kindle本・服・バックなどは8%

など

また、以下のような制限もあります。

1つの商品の最大報酬が1,000円まで。
・現金での報酬は、5,000円以上での振り込み。

見ていただくとわかる通り、比較的高いものでも8%程度の報酬金額です。

先ほどの例と同じく、比較してみると、Kindle出版で支払われる70%のロイヤリティ。

これほどの高いロイヤリティ設定は、他のどんなアフィリエイトプログラムと比較しても、考えられない高さです。

この利益率の高さも、収益化スピードと合わせて大きなメリットです。

不労所得が得られる

収益化のスピード、利益率の高さだけでもメリットとしては十分です。

このうえ、さらにKindle出版ならではの魅力は、得られる収益がすべて「不労所得」である点です。

一度、販売を始めれば、自分自身が寝ても、遊んでいても、本がお金を生み出してくれる。

これが、Kindle出版の最大の魅力です!

どういうことかと言うと、Kindle出版はストック型ビジネスだからです。

ストック型を簡単に説明すると、時間が経過しても価値が低下しにくい資産化できるコンテンツのことです。

具体的なストック型モデルの例としては、ウィキペディアがわかりやすいと思います。

ウィキペディアは、一度書かれた記事は時間の経過とは関係なく常にそこに存在します。

書かれた様々な記事は、どんどん蓄積されていき、誰かが検索して訪問することで、必要な情報を提供しています。

このように一度用意しておくことで、

・後は何もせずともその役目を果たし続けること。
・新しい情報を蓄積させることで、その価値がどんどん高まること。

この2つの特性を持ったものを、ビジネスに応用したのが、ストック型ビジネスです。

ウィキペディアの場合は、非営利活動であるため、収益化とは結び付きません。

しかし、Kindle出版であれば、その蓄積が継続した収益を生み出すことにつながります。

例えば、1冊の本 の 月の収入が 500円 であったとしても 、毎月1冊出版を続けてみてください。

10か月後には、10×500円=月5000円の不労所得を得ることができるようになります。

そしてそれが、継続していくことになります。

これほどのメリットは、Kindle出版以外では、まず得られることはないでしょう。

電子書籍の需要増加が見込める

インプレス総合研究所の2021年の調査結果では、電子書籍市場規模は毎年拡大することが推計されています。
インプレス総合研究所 電子書籍ビジネス調査報告書2021を参考に作成)

この時点での、市場拡大予測では、

20225772億円
20236093億円
20246414億円
20256747億円

と年々電子書籍市場は拡大する予測となっています。

実際に、2021年の電子出版市場は前年比18.6%増という結果も出ており、今後も引き続き需要増加は約束されている状態です。

そのようなビジネス市場であるからこそ、今から始めることで利益を得られるチャンスがつくれること。

これも、Kindle出版を始める理由になります。

メリット1のまとめ
・すぐに収益化につながる
・利益率が高い
・不労所得が得られる
・電子書籍の需要増加が見込める

 

Kindle出版のメリット②:リスクなく気軽に始められる

初期費用0、運用費0、不良在庫0のノーリスク!

収益面以外のメリットももちろんあります。

・初期費用0
・継続のための運用費0
・在庫リスク0

で始められることです。

副業をはじめる場合、最初に必要な費用が気になることがあります。

しかし、Kindle出版であれば、そのような費用を気にすることなく始められます。

実際に始めるにあたり必要なものがあるとすれば、

・インターネットにつながる回線
・書籍を作成するためのパソコンか、スマートフォン

この2つだけです。

これさえあれば、「誰でも」「いつでも」「すぐに」始められます。

本記事を読んでいる方であれば、 すでに始めるための条件は満たしています。

つまり初期費用として用意するものは他にないため、初期費用0円です。

また、出版を行うために登録するKDP

こちらも登録無料、継続利用するための年会費もなし。

完全無料で利用可能なため、運用費用も0円です。

これがブログであれば、サーバーの運用費用やドメインの運用費用など少なからず運用費用がかかります。

また、せどりのような副業は、はじめるにあたり商品を仕入れる必要があります。

万が一、売れなかった場合は、不良在庫を抱え込んで途方に暮れるといったこともありえます。

しかし、Kindle出版であれば、仮に本が全く売れなかったとしても、在庫を抱え込むリスクがありません。

初期費用、運用費用、在庫リスクのすべてが0ではじめられる。

これがKindle出版を気軽に始められる理由です。

Kindleのアカウント作成方法は以下の記事で解説しているので、合わせて読んでください。

KDPアカウントの登録方法【2022年度版】

 

「集客×興味付け×販売」をAmazonがやってくれる

ビジネスを行う上で、収益を上げるために必要なマーケティングの基本

「集客×興味付け×販売」

本来この3要素を、達成するのは容易なことではありません。

特に無名の個人の場合は、「集客」を行うこと自体が非常に難しく、素晴らしいコンテンツを作り上げても、収益が0ということも十分にありえます。

しかし、Kindle出版であれば、本来なら達成することが難しいこの三つの要素を、天下のAmazonが代わりに実施してくれます。

その理由を説明します。

まず、電子書籍を読むお客様のことを考えてみてください。

本を読む人は、その時点で情報リテラシーが高い方が多いです。

その中でも、電子書籍を読む人は、特に情報収集に対しての意識が貪欲です。

そのため、何もしなくてもAmazonのサイトに、自分の課題を解決するための情報を得るために、本を探しにやってきます。

これがどういうことかと言うと、Amazonというブランドの力が作用して、何もしていないのに勝手に「集客」が行われているということになります。

そして、Amazonにやってきたお客様に対して、興味のある商品や、検索した内容に合わせて必要であろう情報をその人に知らせてくれます。(「興味付け」してくれる)

気になる本があれば、そのままお客さんへ本が「販売」されることになります。

このように、Kindle出版は、それだけでAmazonのプラットフォームの力を使うことができます。

このAmazonのプラットフォームを、意識しなくても使える。

これは、マーケティング初心者にとって、非常に強力です。

利益を上げるために必要な難しいマーケティングの知識がなくても、作るべきコンテンツに集中するだけでよい。

この点も、Kindle出版のメリットです。

コンテンツ(ブログ、Twitterなど)があればそこから作れる

本を作ると考えると、1から書かなければいけないと 考えがちですが、そうではありません。

既に「ブログ」やTwitterなどのコンテンツを持っている場合は それをまとめなおすことで、そのまま本を出版することも可能です。

例えば、ブログは記事がわかれているため、知りたいことをピンポイントで知ることに適しています。

その反面、順追って調べていこうとした場合は、記事同士の繋がりがしっかり確保されているサイトであっても、読み手としては知りたい情報を順序立てて読むのは意外と手間取ります。

そんな時にサイトの内容を体系的にまとめられた本があるとなればどうでしょうか?

そちらを読んでみようと考えますよね。

Twitterの場合は、その傾向がより顕著です。

Twitterは、その特性からその瞬間に出会ったメッセージがすべてです。

気になるツイートを見たからと言って、過去のツイートをすべて確認するような手間をかける人はほとんどいないと言ってよいでしょう。

そういった人にとっては、そのひとの発信した内容がまとまっている本というのは、非常に価値があるものに見えます。

もし今、ブログやTwitterをしているなら、本を作るための材料がすでにある状態です。

その内容をまとめるだけで、1冊本を出版することができますよ。

0から始めても、1か月で出版できる

もしも今から、副業をはじめようとしているなら、作成にかかる時間を考えてもKindle出版がおすすめです。

ブログも、Twitterも使ってない状態から始めても、1か月あれば出版することができます。

逆にブログを始めようとした場合を考えてみてください。

ブログで収益を得るなら、Amazonアソシエイト、Googleアドセンスをすると思います。

そのためには、

・ブログで記事を用意する
・審査に合格する

この流れを行って、ようやく収益化を始めるためのスタート地点に立つことができます。

例えば、Amazonアソシエイト 審査基準をクリアする場合。

そのためには、最低 10記事が必要になります。

この10記事を用意する労力がどのくらいかと言えば、ブログ初心者の場合、初めの頃は1記事を書くだけでも10時間以上かかっても不思議ではありません。

そうすると、 10個の記事を書き上げるのに、100時間かかります。

仮に毎日1~2時間ほど作業をして、1週間で記事を1つ書いていった場合。

10個の記事を用意するためには、10週間(およそ2か月半)の時間がかかることになります。

しかも、1つの記事の質を高めるため、文字数は3,000文字ほどで用意します。

すると、10個の記事を用意するだけで30,000文字書くことになります。

Kindle出版の場合、1冊の文字数は、10,000文字~15,000文字くらいでOKです。

同じ時間作業しても、4週間(1か月)あれば、本1冊分の文量を用意できます。

そして、本にすればすぐに収益につながることを考えるとどうでしょう?

どうせ書くなら、準備だけで、30,000文字書くよりも、1か月で1冊出版した方が断然お得です。

改善が容易

Kindleで出版した本は、出版後もあらゆる情報の修正が可能です。

出版した本は、販売数や既読ページ数などがレポートで確認できます。

このことで、本の内容が準備されていれば、とりあえず出版を始めてみて、その結果を見て問題になっている部分を改善していくことが可能です。

もし全く読まれていないなら、表紙やタイトルを調整するなど、手探りでも改善していくことで、販売数を大きく伸ばす事ができます。

メリット2のまとめ
・初期費用0、運用費0、不良在庫0のノーリスク!
・「集客×興味付け×販売」をAmazonがやってくれる。
・コンテンツが、すでにあればそこから作れる
0から始めても、1か月で出版できる
・改善が容易

Kindle出版のメリット③:収益化のポイントを複数用意できる

Kindle出版は、収益化のポイントを複数用意できるのもメリットです。

一般的に商品販売をした場合、収益化のポイントは通常1つだけです。

多くの場合は、販売が成立したタイミングで収益化されます。

しかし、Kindle出版であれば、本を出版しただけでも、収益化できるポイントが2つ用意されています。

「売れた」「読まれた」の2つの収益ポイント

「収益化が本当に速い」の部分でもでてきた、KDPセレクト。

これにはもう一つ大きなメリットがあります。

それは、「Kindle Unlimitedへの参加権」が得られることです。

詳しく説明していきます。

Kindle Unlimited」とは、月額980円で本を読み放題というAmazonのサービスです。

このサービスに参加している人は、Kindle書籍(一部除く)を、無料で好きなだけ読めることになるため、情報リテラシーの高い多くの人がこのサービスを利用しています。

KDPセレクトに登録して、この「Kindle Unlimitedへの参加権」を得ることで、そのサービスを利用している人に対して、出版した本を無料で公開することができます。

待った!無料で読まれては、収益につながらないのではと疑問を持つ方もいるかもしれません。

しかし、先ほどお伝えしたように、本の収益は「売れた」時だけでなく、Kindle Unlimited利用者に、本が「読まれた」場合でも、1ページにつき0.5円の印税が発生します。

電子書籍を読む層は、情報リテラシーが高い方が多いため、Kindle Unlimited利用者も多く、無料で読めるのであれば、気になる本は一通り読む傾向にあります。

その結果、無名の個人が書いた本であっても、読まれる可能性が高くなり収益につながります。

この「売れた」「読まれた」の2つのポイントで、収益が発生する仕組みがあることは、大きなメリットです。

貴方も、Kindle unlimitedに加入して既に出版されている書籍を読んで、どんなものかリサーチしてみましょう。

Kindle unlimitedeはこちら(30日間無料で使えます)

別コンテンツがあればそことつながる

それに加えて、他のコンテンツと組み合わせることで、さらに収益化のポイントをふやすことも可能です。

出版した本の中には外部リンクを設定することができます。

この機能を利用して、別途コンテンツを持っている場合は、そこへの動線を張ることで、さらに複数の収益化のポイントを作ることもできます。

もちろん逆に、ブログで本を紹介して誘導するということもできます。

ブログで本に誘導

出版した本で収益化しつつコンテンツに誘導。

誘導した先のコンテンツで収益。

こういった仕組みの構築ができれば、さらにビジネスを加速化することも可能です。

ただし、A8.netなどの、アフィリエイトサイトは、アフィリエイトリンクを指定できる場所を事前に申請する必要があるので、そういったものを利用する場合は規約に従うように注意しましょう。

Kindle本の中に貼れるURLについては、以下の記事で解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。

Kindle出版の本内のリンク先で使って良いものと禁止されてるもの

 

メリット3のまとめ
2つの収益ポイント
・別コンテンツとつなげることができる

Kindle出版のメリット④:スキルを身に着けつつお金が稼げる

まず、圧倒的に文章力がつきます。

文章を書く技術は、どのような仕事でも活用ができる技術です。

本を執筆する作業は、その作業の過程で文章力のスキルを大きく向上させることができます。

特に副業として、ネットビジネスを利用した場合、どのようなジャンルを選んでも、文章力は必ず必要になります。

ブログはもちろん、Youtubeなどの動画でも台本作成、せどりであれば魅力的に内容を伝えるためにも、基本になるのは文章力です。

また、一般的な サラリーマンであっても、 上司の報告や 資料の提出など 文章力が必要なシチュエーションは多くあります。

Kindle出版を始めた方の中には、文章力が上がったことで、職場の上司や同僚から、報告の質や資料がわかりやすくなったという評価が上がるケースも耳にします。

本業、副業でも必ず役に立つ文章力を養いながら、お金が稼げるのも一つの魅力ではないでしょうか

書くために集めた知識は、Kindle出版以外にも転用が可能

本を作成するには、そのために必要な情報のリサーチを行います。

例えば、あなたが投資に興味があった場合、それを本にするために、まず投資について勉強することになります。

その結果、自然にそのジャンルに詳しくなります。

すると覚えた知識を使って、自分自身も投資を始めることができるようになります。

また、逆に実際に投資を先に始めてみるのもおすすめです。

そこで成功したこと、失敗したことの経験を得ることで、本を書き上げていくことができます。

このように集めた知識を他に転用、逆に既に持っている他の知識を本に転用という相互関係を作りやすいのも、Kindle出版の魅力の一つです。

眠っていた才能に気がつける

本を作る過程では、

・リサーチ
・プロット作成
・執筆
・校正
・タイトル決め
・表紙デザイン

などのいくつかのプロセスを行います。

その過程で、文章力とは別に自分の中で実は眠っていた才能に気が付けることがあります。

例えば、デザインのことなんて全く考えたことがなかったけど、表紙作りをやってみたら、意外にもセンスのあるデザインが作れた。

タイトルを考えるなかで、コピーライティングの才能に気がつくこともあるかもしれません。

こういった自分の新たな強みに気がつくと、副業の幅が広がります。

そういった気付きの機会としても、意識してみると面白いですね。

メリット4のまとめ
・文章力がつく
・書くために集めた知識は、他にも転用できる
・眠っていた才能に気がつける

 

Kindle出版のメリット⑤:本を出すことで権威性があがる

スマートフォンを1人1台以上持っているのが当たり前の現在。

知りたいことがあれば、手元で検索すれば、大抵のことがすぐに見つかります。

何でも手軽に調べられるようになったことで、情報はそれ自体には大きな価値がなくなりました。

そんな情報にあふれた中で、毎日の情報源をどこから得ているかを思い出してみてください。

ほぼ、毎日同じコンテンツ(企業・個人かかわらず)から情報を得ていると思います。

つまり、情報は自分にとって興味深い人からの話を聞くというスタイルが確立しています。

情報の受け手にとって重要なのは「何を言っているか」ではなく「誰が言っているか」です。

その中で、情報を発信していく場合、自分のファンをいかに獲得するかが重要になります。

その時に、「出版」のキーワードは、大きな力を持ちます。

副業としてKindle出版が、多くの方に認知されてきたとはいえ、まだまだ一般の方にとって「本を出版」しているということは、

・なんだかすごそう。
・その道の専門家。

と認識されます。

本を出している人が言っているのだからと感じてもらえれば、それだけ自分の発信する情報が価値を持つことになります。

それにより、権威性が高まると、そこから新たな仕事のつながりなどが生まれていくことで、人脈も増えていくこともあります。

メリット5のまとめ
・権威性が上がる
・人脈が増える

 

Kindle出版5つのデメリット

続いて、5つのデメリットをご紹介します。

  1. 出版することで評価がどうしてもつく
  2. すべてを自分でやるのは結構しんどい
  3. 売上を最大化するには、セルフプロデュースも必要
  4. ITリテラシーがある程度必要
  5. プラットフォームがAmazon依存

それぞれ、詳しく説明していきます。

Kindle出版のデメリット①:出版することで評価がどうしてもつく

Amazon商品は、ユーザへのより良いサービス提供を目的に、レビューを行えるという仕組みがあります。

この機能はKindle出版する本でも行え、サービスを停止することはできません。

そのため、出版した場合は 本に対する評価をされることになります。

販売に踏み切る前も、踏み切ったあとも、

売れるか不安
・低評価レビューが来たらどうしよう

といった悩みは常について回ります。

そういった、他者からの評価によるストレスを感じる可能性は消せません。

情熱を注いで書き上げた本が、批判されたら誰だって良い気分ではありません。

嫌な気持ちになって、制作モチベーションが下がってしまうこともあります。

その部分では、自分自身とのマインド面での葛藤が発生してしまうのはデメリットです。

とは言え、実際に、低評価のレビューを受けることはそれほど多くありません。

逆に、良い評価がつけば 今後のモチベーションにも繋がります。

改善すべき点などの指摘事項をいただけることもあります。

評価されるのはビジネスである以上は、Kindle出版に限らず別の副業をした場合でも発生します。

最悪、販売した本の出版取り消しも、すぐにできるので、あまり心配せずにぜひチャレンジしてもらいたいです。

Kindle出版のデメリット②:すべてを自分でやるのは結構しんどい

本を出版することは、商業出版などに比べて、はるかにハードルが低いKindle出版ですが、

リサーチ、プロット作成、執筆、校正、表紙デザイン

と、はじめての場合は、これらの作業をすべてやりきるには、少なからず苦労があります。

どこが壁になるかは、人により違いますが、

10,00015,000文字の文章が書ききれない。
・書いた内容がうまくまとまっているか判断できない。
・執筆はできても、表紙デザインができない。

あたりは、最初に躓きやすい部分だと思います。

特にKindle出版を始めたい方でも、普段から文章を書きなれている方は少ないです。

そのため、執筆作業を黙々と続けるのが、意外と難しく感じてくじけてしまうケースもあります。

ひとりで出版を行おうとした時に、こういった点をデメリットと感じる方もいるでしょう。

その場合は、できるところは省力化を検討していきましょう。

例えば、Wordを使えば、音声認識入力や、読み上げ機能などがあります。

誤字脱字のチェックは、チェックツールを使うことも可能です。

表紙作成が、自分で出来ない場合は外注化をすることなどもありです。

また、ひとりでモチベーションを維持できない場合は、Twitterを使ってみてください。

Kindle作家さんはTwitterでのつながりを大事にしている方が多いです。

そこで、仲間を見つけていけば、一緒に頑張ることでモチベーションを維持できます。

中には、出版サポートをしている方もいるので、声をかけてみるのも良いと思います。

文章を書くのが苦手という方は、原稿執筆を「外注」してライターさんに書いてもらいましょう。その方法は以下の記事で紹介しています。

Kindle出版は外注化で効率良く稼げる【実体験】

Kindle出版のデメリット③:売上を最大化するには、セルフプロデュースも必要

一般的な紙の書籍でも、1年間に約72,000冊。

365日で割ると、一日当たり約197冊の本が発売されています。

そのため、毎日多くの書籍が発売されていくなかで、より多くの人に手に取ってもらうためには一工夫必要です。

通常の書籍であれば、それらの作業は販売元の出版社や、実際の店舗である書店が販促活動を行ってくれます。

Kindle出版した新刊は、Amazon側が少し優遇して新着ランキング掲載や、少し検索上位に表示されやすくなるといった対応をしてはくれますが、それも限界はあります。

そのため、セルフプロデューススキルは、本の出版とは別に習得する必要がある点は、意識しておいた方がよいと思います。

具体的には、SNSを使って自分の活動や書籍を宣伝していく方法になります。本を出版して待っているだけでは読まれないので、、自ら宣伝して本を読んでもらう施策も必要です。

その施策に使える媒体として、世界中どこからでも自分の情報を届けられるSNSがおすすめになります

Kindle出版のデメリット④:ITリテラシーがある程度は必要

Kindle出版をする作業は、プログラミングのような高度なIT技術は必要ありません。

それでも作業を進めていく上では、使うツールによっては変換作業など少し手間なことが必要ですし、ファイルのアップロードや、画像の形式といった、PCの基本操作や用語をある程度知っている前提になります。

その点では、IT技術を本当に知らない人が、始めようとした場合は、敷居が高いと感じてしまうこともあります。

始めるにあたって強く苦手意識を持ってしまう可能性がある点は、デメリットになります。

ただ、実際に手を動かしてみると、どれもそこまで難しくはないです。

1度やってみればすぐに覚えられるくらいの操作なので、パソコンが苦手な人でも十分に始めることができます。

KDP登録から執筆、出版までのすべての作業をスマホ1つで行うことも可能です。僕が指導してきた人で60代、70代の方もいましたが、全員出版まで到達しています。勿論、出版までの操作で苦戦したことはありましたが、一つ一つやり方を教えていけばクリアできるレベルです。

また、どうしても出版の手続きが自分ではできない!という場合でも、出版手続きや原稿の用意をお金を払って外注することも可能なので、原稿さえ書ければ誰でも出版できます。

ぜひ、苦手意識を持たずにIT技術に関する知識をつける機会と考えて、チャレンジしてみてください。

Kindle出版のデメリット⑤:プラットフォームがAmazon依存

KDPセレクト 印税70%化した場合は、他では販売できない。

メリットでお伝えしたとおり、KDPセレクトを使うことで、

・ロイヤリティ70%
Kindle Unlimitedへの参加権

という非常に強力なメリットを得られます。

その代わりに、その商品は、Amazonが「独占出版」する契約になります。

どういうことかと言うと、KDPセレクトを使った場合、自分の作った書籍をマルチストア展開することはできなくなります。

例えば、Kindleで出版した本を、楽天のKoboライティングライフでも出版するといったことができなくなります。

マルチストア展開した方が売れるケースなら、この部分はデメリットになります。

ただ、文章をメインとした電子書籍が一番売れる場所は、Kindleであるため、大きなデメリットではないと思います。「どうしてもKindle以外でも販売したかった」以外は関係ないことかなと。

もちろん、KDPセレクトを選択しないで、Kindle出版をすることは可能なので、そういった場合はKDPセレクトを利用しない形で出版するのがよいでしょう。

電子書籍に向かない本がある

多くの電子書籍を読んでいると、どうしても電子書籍には向かない本があることがわかります。

例えば、プログラミングなどの技術書は、学習をする上で何度もページを往復して参照することも多く、紙の本と比べるとかなり効率が悪く感じることが多いです。

もちろん、電子書籍にもしおり機能などはありますが、あまり使いやすいものではないのが実態です。

また、Kindleで本を出版する場合の形式は、Amazonが用意した以下の2つの形式のどちらかを使う必要があります。

・リフロー型
・固定レイアウト型

リフロー型とは

一般的な文字主体の縦書き、もしくは横書きの本に向いている形式です。

リフロー型は、電子書籍のテキストの設定に応じて、テキストやレイアウトを流動的に表示します。

パソコン、スマートフォン、Kindle端末など、表示する機器の画面サイズに応じて、表示される文字数などが流動的に変化することで、画面サイズに合わせて必要な情報が表示されます。

特徴は、

・読者がどのような機器を使っても、読みやすい形で表示される
・読者が文字の大きさを自由に調整できる
・読者が文章をハイライト設定できる

など、読者の読書体験をサポートする機能が充実しています。

その反面、

・文字サイズが固定できない
・画像位置が意図したように表示できない

といった、デザイン性が低い形式になるのがデメリットになります。

固定レイアウト型とは

画像の多い参考書、雑誌、写真集などのデザイン性の高い本に向いている形式です。

固定レイアウト型は、文字や画像などの配置やデザインを固定して表示します。

どのような機器を使っても、常に同じように表示されるのが特徴です。

イメージとしては、普通の紙の本と同じになります。

非常にデザイン性の高い本を作ることができますが、パソコン向けに大きめにデザインを作ってしまうと、スマートフォンでは1画面にすべての情報が収まらないといったこともあります。

特徴は、

・画像はもちろん、文字のフォント型、サイズ、配置位置を、著者が固定した座標に配置可能
・非常にデザイン性の高い本を作ることができる

など、読者に見せたい形が決まっている場合に、確実にそのデザインを提供できます。

その反面、

1冊の本の容量が大きくなる。
・デザインをPC向けで作るか、スマホ向けで作るか設計が必要
・ハイライトなどの読者視点での便利な機能が一部使えない

といった点がデメリットになります。

もちろん、文字主体だからリフロー型でなければいけないということはなく、文字主体でも、固定レイアウト型で作る事で、デザイン性を確保することも可能です。

ただし、どちらの形式も長所・短所があります。

本当に自分の出版したい本に、明確なイメージがある場合でも、提供されている形式にあわせないと出版できない部分は、デメリットと感じる方もいるかもしれません。

Kindle出版は固定レイアウトで印税が2倍?メリットや作成方法を解説

まとめ

Kindle出版を始めてみようと考えている方に向けて、メリットデメリットをお伝えしてきました。

最後に5つのメリット、5つのデメリットをまとめます。

5つのメリット

1. 収益化が本当に速い
2. リスクなく気軽に始められる
3. 収益化のポイントを複数用意できる
4. スキルを身に着けつつお金が稼げる
5. 本を出すことで権威性があがる

5つのデメリット

1. 出版することで評価がどうしてもつく
2. すべてを自分でやるのは結構しんどい
3. 売上を最大化するには、セルフプロデュースも必要
4. ITリテラシーがある程度必要
5. プラットフォームがAmazon依存

読んでいただけ方であれば、お分かりの通り、実際のKindle出版はメリットの方がはるかに大きいことに気がつくと思います。

・今始めるか悩んでいる方
・これからチャレンジしようと考えている方

ぜひ、この記事を読んでメリットがあると思えたなら、Kindle出版を始めましょう!

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