Kindle出版の文字数とページ数【最適解を考察】

迷える狼
Kindle出版を考えています。
Kindle出版で最適な文字数が分からなくて悩んでいます。

文字数が少なくて低評価のレビューがつくのも少し不安・・・

こんな疑問に答えます。

結論から言うと、Kindle出版に文字数の下限はありません。

この記事では、
Kindle出版に最適な文字数、
Kindle出版の文字数と印税(ロイヤリティ)の関係などについて
お伝えします。

Kindle出版に文字数の下限はありませんが、最適な文字数を知って出来るだけ多くの人にご自身がKindleでつくった電子書籍を読んで満足してもらえる最適解をお伝えします。

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目次

Kindle出版の文字数とページ数【最適解を考察】

誰でも簡単に電子書籍が出版できる方法としてAmazonの「Kindle出版」があります。
また、Kindleの電子書籍出版にあたり文字数は基本的に制限は上下とも制限はありません。

 

「簡単に出版できるならやってみたいけど、たくさん文字が書けない」

「出版するのにはどれくらいの文字数があればいいの?」

「電子書籍も紙の本くらいページ数なきゃダメなの?」

 

まず、はじめにそこが気になるのではないかと思います。
文字数の数だけに限って言えば、多くても少なくてもあなたの伝えたい言葉の数だけどんどん書いても構いません。

動画でも説明していますので、どうぞ!

 

Kindle出版の文字数に制限なし

文字が電子書籍として印字されれば1文字でも100万文字でも構いません。
極端な話Twitterの1ツイート、140文字程度で出版してしまえばとても楽チン。

ですが。

そんな書籍を出版申請してもAmazon側のチェックに引っ掛かり却下されてしまいます。
たとえ万が一申請が通ったとしても、購入者からの低評価の嵐は避けられません。

そしてあなたの書籍は二度と読まれなくなってしまいます。

 

「そんなこといわれたら余計にわからないよ~」

 

そうですよね。
「好きな文字数で構いません」とかいながら
「140文字じゃちょっとね……」なんていわれると
余計に混乱して書き進めるなんてなかなかできません。

 

そう感じたあなたへ朗報です!

『コンテンツ』によって「最適」な文字数というものが存在しますが
一般的に目安としては
15,000文字前後という意見が多いです。

10,000~15,000文字だと一般的な400文字詰の原稿用紙25~37枚ほどの文量で、
サクッと読めてそこそこ満足もできる、ちょうど良い文字数と言えます。

でも15,000文字といわれてもすぐにピンとは来ないですよね。

たとえば、

Twitterで140文字分を自分の煩悩の数だけ(108ツイート)つぶやき、
それらをまとめると出版における1冊の一般的な目安である約15,000文字になります。

そう考えるとなんとなく書けそうな感じになってきませんか??

 

Kindle出版に最適な文字数と算出方法

文庫本、いわゆる紙の本の値段は1冊だいたい500円~1000円未満。
1ページあたりの文字数は500〜800文字が一般的です。
(参照URL:https://well-direct.com/blog/archives/20210201/2382/)

では、わかりやすい金額で1文字単価を計算してみますね。

ここに1冊500円、1ページ500文字で合計100ページの文庫本があります。
この本の全文字数は500文字×100ページ=1冊50,000文字になります。

1文字単価は500円÷50,000文字=0.01円

あなたが

「この文庫本をkindle出版して100円で売ります!」

ということになると1文字単価はどうなるのか?
文字数は先ほど計算した50,000文字です。

1文字単価は100円÷50,000文字=0.002円

なんと、1冊500円の文庫本をkindle出版にて100円でそのまま販売すると
文字単価が0.01円→0.002円になってしまいます!!

50,000文字も書いてこんなに文字単価が安くなってしまうと
ちょっと切なくなってしまいますよね(汗)

だったら「文庫本と同じ文字単価にして100円で売るよ!」

となると、

1冊100円÷1文字単価0.01円=10,000文字

なんと、文庫本と同じ文字単価にすると内容はさておき
50,000文字だったのが10,000文字で済んでしまいます!!

 

結果、
500円の文庫本を文字数そのままでkindle本として100円で売る場合

●文字単価0.01円→0.002円に下がります。

500円の文庫本を文字単価そのままでkindle本として100円で売る場合

●文字数50,000文字→10,000文字に減ります。

 

どちらがいいかと言えば、書き手側からするともちろん後者の方ですよね。

頑張って15,000文字を書き、1冊100円でkindle本を販売したとして
「価格が高い!」と読者から低評価レビューがついたとしても、
リアルで売られている紙の書籍に比べるとかなりリーズナブルな価格なのです。

しかも構成や編集、出版や販売までの必要な登録手続きは
全部セルフでおこなっているのでむしろ価格破壊的なくらいです。

電子書籍はスマホや電子書籍リーダー、タブレットなどの端末で
スキマ時間にサラッと読みたい読者が多いです。

文庫本のように10万文字だと文字数が多すぎるので
最後まで読んでもらえず離脱率が高くなります。

かと言って、あまりにも文字数が少なすぎても文字を読みたい読者側からしたら
ほぼ空白に近いページをスワイプばかりというのも面倒だし内容が入ってきません。

某書籍サイトにて「読書の実態アンケート」の結果、本や電子書籍を読む時間は

「1回あたり平均20分前後」だそうです(1冊ではありません)
https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/616/2616489/

日本人の平均読書速度は1分間に600字程度ということですので
約20分ということは、1分=600字換算で12,000文字になります。

それを踏まえると、
離脱率も少なく最後までサラッと読んでもらうにはやはり
15,000文字前後が最適かと思います。

 

ではなぜ、最適文字数で離脱率も少なく最後までサラッと読んでもらうのが良いか?

 

Kindle出版の印税とページ数の関係

それは「印税」に関係するからです。

出版の際には「KDPセレクト」というKindleが提供するプログラムに登録します。
これはKindle作家が多くの読者を獲得し、収入を増やすために作られたサービスになります。

Amazon kindleで電子書籍、いわゆる「kindle本」を出版すると「印税(ロイヤリティ)」というものが入ってきます。
得られる収入には、3つのパターンがあります。

①35%の印税収入を得る

②70%の印税収入を得る

③Kindle Unlimited(読み放題)で読まれた分のロイヤリティをもらう

 

①と②は書籍が購入されたときに発生する印税です。
③のKindle Unlimited(読み放題)という毎月980円を支払えば対象の本が読み放題というサービスです。

このサービスで書籍を購入されなくても、ただ読まれるだけで印税収入が得られるのです!!
(注:KDPセレクトに登録した場合=②)

読まれるだけでですよ!?

 

その際に支払われる印税にはページ数が大きく関係します。
ここでは印税とページ数の「蜜月?な関係」について紐解いていきます。

KDPセレクトに登録されている電子書籍は、
既読ページ数に応じてグローバル基金の分配金を受け取ることができます。

 

「え?なになに??グローバル?分配!?」

 

印税配分の元になるグローバル基金についてコチラにやんわりと説明があります。
なかなかよくわからないかもしれませんが、簡単に言ってしまえば

「1ページ読まれるごとに約0.5円の印税が発生しますよ」

ということです。
サッと流し読みされるだけ、ペラペラとめくって貰うだけで収入が発生するのです!
先ほどの文庫本を例にしますと、最後まで読まれると

300ページ✕0.5円=150円

1冊読まれるだけで150円の収入です。

極端な話、
文字数が100文字でも100,000万文字でも300ページ読まれれば150円が得られるのです。

これがKindle作家さん達がよく言う「ページ数が多い方が良い」というカラクリです。

ちなみに漫画が印税を稼ぎやすいというのもこういうことなのです。
漫画って結構ページ数あるしついつい読み切ってしまいますよね。

1ページの印税単価=約0.5円

文字数よりもページ数の多い方が印税収入だけで考えると比重が増えます。

 

ページ数と文字数を増やすコツ

だからといって、漫画ならともかく「書籍」として出版するなら最初の方にも述べましたがある程度の文字数も必要です。
ほぼ空白ばかりの書籍を読んでもつまらないし、それこそ途中で読むのを離脱されてしまいます。

そしてその読者はあなたの書籍を2度と読もうとは思わないでしょう……

そこで15,000文字前後を保ちつつ、ページ数を増やすコツをこっそりご紹介します。

 

そのコツとは「余白の美」です。

 

え?
さっき「空白ばかりはつまらない」と言ったばかりだろうって??

はい、言いました(笑)
この場合の「空白」と「余白」は別物です

たとえば、あなたがスマホ等の端末で書籍を読むとき。
文庫本の1ページのように画面が文字に占領されていたらどうですか?
読む気持ちが萎えちゃいますよね。

そう感じる読者の目線になり読みやすいように改行をし「余白の美」を作りましょう。

だからといって見栄え重視でやみくもに改行しても行けません。
逆に文章の内容が入ってこなくて読みにくくなってしまう可能性もあります。

コツはページを見た瞬間に内容がわかるように工夫したり、
細かく章分けしてその項目の内容を一瞬でつかめるようにしたりすることです。

 

  • 太字の強調を使って重要な部分が目立つようにする。
  • 箇条書きを使って、整理された文章にする。
  • 画像などを用いて説明する。
  • 一区切りごとに改行する

 

などこのような工夫で文章を読む負担を減らせば文字数はそのままでもおのずとページ数が増えていきます。
一文の長さは何文字が良いかという具体的目安は、WEB上のライティングでは「一文の長さを60字以内にすると良い」らしいです(スマホでは30~50文字くらい)

ですがあくまでも「目安」なので短すぎず長すぎず、全体のバランスを考え句点「。」までをなるべくシンプルに分けて書きます。

 

Kindle出版の文字数の参考例

また、出版するジャンルによって文字数の目安が変わったりもします。

例1 ハウツー系

「~をする方法」など何かしらのやり方を紹介する内容です。
このジャンルは文字数をあまり気にする必要はありません。

図解などを取り入れ、やり方を丁寧に解説し、読者が実際にそのやり方を想像していければ良いのです。

ハウツー系を書く場合は、
●読むことで身につくことを明記
●それが身につくために取り組むべき方法を具体的に書く
この2点を意識すると書きやすいです。

文字数を設定しないと書きづらいというなら目安である10,000文字~15,000文字程度を想定してください。
「何かの手順や方法」を詳細に説明するにはそれなりの文字数が必要になるからです。

例2ビジネス系

概ねターゲットがビジネスマンである「ビジネス本」が読まれるシーンは
通勤電車の中や休憩時間中がおおいのではないかと思います。
それを想定して考えると20分前後で読み切れる内容が適切になります。

ビジネス本に推奨する文字数は2万字程度です。

なぜならビジネスマンは、スキマ時間をうまく利用して読むので比較的本を読むのが速いのです。
1分間に千文字読めると仮定した場合、だいたい2万文字という計算になります。
ハウツー本と同じくビジネス本も詳細な解説・具体的な「証左」が求められるので必然と文字数が増えていく傾向にあります。

例3エンタメ系 

「本を読む時間を楽しみたい」

「軽く読めて、暇をつぶしになる」

このジャンルを選ぶ読者はこのような目的が多いので、
文字数が短くすぐに読み終わってしまうと物足りなさを与えてしまいます。

かと言って、ダラダラと長すぎても途中で飽きられ読むことを離脱してしまいます。

日本人の平均読書速度は1分間に600字程度ですので15,000文字だと25分の計算になります。
だいたいテレビアニメ1話分ですね。
アニメ1話分というイメージで考えると飽きのこなさそうな時間としてカラダが覚えているのではないでしょうか?

飽きずに読めて、読んだ後も満足感を得てもらうことを考えると10,000文字~15,000文字が妥当でしょう。

 

Kindle出版で文字数よりも大切なこと(まとめ)

結論を最後にもう一度お伝えすると、Kindle出版に文字数の上限も下限も存在しません。

ただKindle出版する文字数の目安はおおよそ15,000文字程度です。

kindle出版で収入を得たいと考えている人にとっても、
印税収入をUPさせたいならば文字数よりもページ数に重きを置いてください。

なぜなら、印税は「1ページ約0.5円」で発生するからです。
1000文字でも100,000文字でも文字数ではなくページ数で発生します。

 

極端な例えですが、

1,000文字300ページで150円、

100,000文字30ページで15円です。

 

頑張って文字数を書いても残念ながら印税収入は300ページにはかないません。
kindle出版でマンガのほうが印税が多いというのはページ数が多いうえに最後まで離脱せず読まれるからです。

出版にあたり、文字数の制限はありませんが目安として15,000文字前後あれば
多すぎず少なすぎずでどのジャンルでも対応できます。

あとはその文章をもとに、
いかに読者目線で「魅せるkindle本」を執筆・編集するかです。

余白の美を上手く活用しページ数を増やしつつ、
最後まで読者を飽きさせず魅了させるkindle本を出版しましょう。

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