KDPアカウント削除の方法は？再登録はできるの？

KDPアカウントを削除する方法が知りたい、再登録は出来るの？
KDPアカウント削除の手続きは難しいの？
KDPアカウントを削除するとAmazonアカウントも削除になるの？
KDPアカウントが削除されることってある？その理由は？？

こんな疑問に答えます。

結論から言うと、削除はKDPヘルプセンターに申請すればOKです。

が、その前に準備することがあります。
再登録（再開設）についても少々面倒です。

ではひとつずつ紐解いていきましょう。

KDPアカウントを削除する方法を知りたい、また再登録はできるのか

KDPアカウント削除（閉鎖）はKDPヘルプセンターから依頼します。（https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200634350）

▶「KDPアカウントの管理」の画面に変わりますので「アカウントの閉鎖」をクリック。

▶①「アカウント、税金、および開始方法」を選択、
②「アカウントの閉鎖または統合」をクリック。

▶「お問い合わせの内容」に記載方法が書かれているのでそれを参考にして、不要な部分は削除します。

▶内容を確認後間違いがなければ画面右下の方にある「メッセージ送信」をクリックして完了です。あとはヘルプセンターからの手続き完了の返信を待ちます。

ちなみに「やっぱりもう一度開始したい」と思っても難しいようです。
以下KDPヘルプセンターからの回答です。

↓↓

◆閉鎖済みのKDPアカウントの再開設について
閉鎖されたKDPアカウントを再開設できるかどうかは、状況により異なるため、現時点で再開をお約束することはできません。
閉鎖済みのKDPアカウントの再開設をご希望される場合は、ご登録いただいていたEメールアドレスから、KDPサポートまでご意向をお知らせください。
ご連絡いただき次第、アカウントの再開設が可能であるか、確認させていただきます。
アカウントの再開設については、以下のヘルプページをご参考ください。https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200634350#reopen

また、考慮して削除（閉鎖）したものの再開設を申請しても出来なかった場合については
以下のようにKDPヘルプセンターから回答をいただきました。

↓↓

◆アカウントの再開設ができなかった場合
アカウントを新たに取得する場合、閉鎖済みのアカウントで使用されていたEメールアドレスはご利用いただけません。
そのため、KDPで利用されたことのないEメールアドレスをご用意いただき、
アカウントを新規作成いただけますようお願いいたします。

と、いう事ですのでアカウントを削除（閉鎖）される場合は十分考慮してから行ってください。

さてKDPアカウントを削除（閉鎖）するそのまえにあらかじめ手続きというか、確認をしておかなければならないことがあります。

KDPアカウント削除の手続きは難しいの？

KDPアカウント削除（閉鎖）の手続きは先ほどのようにKDPヘルプセンターに申請するだけで良いので難しくはありません。
ですが、その前に確認しておかなければならない事があります。

▶KDPアカウントを削除（閉鎖）する前に確認しておくべきこと
３つあります。

①現在販売している電子書籍の出版をすべて停止させておくこと
②未払いのロイヤリティ受け取りのため銀行口座の登録情報が最新状態であること
③その際、取り引き金融機関の登録情報と一致していること

本を出版停止にしアカウントの詳細を確認したら、
アカウントの閉鎖を希望する旨をKDPヘルプセンターに依頼します。（https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200634350）

あ、ちょっと待ってください！
もしあなたが、Amazonで商品を頻繁に購入していたら次のことが気になりませんか？

KDPアカウントを削除するとAmazonアカウントも削除になるの？

気になると思っていましたので、KDPアカウントを削除（閉鎖）したらAmazonアカウントの方はどうなるのか問い合わせてみました。
以下KDPヘルプセンターからの回答です。

↓↓

◆KDPアカウントを閉鎖した場合
KDPアカウントを閉鎖した場合、同じアカウント情報でご利用のAmazonアカウントが閉鎖されることはありません。
しかしながら、逆に、同じアカウント情報でご利用のAmazonアカウントを閉鎖した場合、それに伴いKDPアカウントも閉鎖されますのでご注意ください。

とのことでした。
同じ情報で利用しているAmazonアカウントを削除（閉鎖）した場合はKDOアカウントも削除（閉鎖）されてしまうようですが、KDPアカウント削除（閉鎖）のみの場合、Amazonアカウントの方は影響ないようです。

ここまでは、あなたからKDPアカウント削除をする場合を紐解いてきましたが
「逆の場合」もありえます。

その逆の場合というのが……

KDPアカウントが削除されることがあるのか、またその理由

KDPアカウント削除は、こちら側からお願いするばかりではありません。

Amazon側からいきなりアカウント削除の通知が来ることもあるようです。
調べてみたところそれに関しての回答です。

↓↓

Amazonからの契約の解除及びプログラムアカウントの停止については、
Kindle ダイレクト・パブリッシング利用規約　第3条（契約期間及び契約の終了）に定める通りとなります。
本契約の解除等の具体的な事由についての一般的なお問い合わせに対する回答は行っておりません。
ご理解いただけますと幸甚です。

とのことでしたので、規約を調べました。
いままで意識せず読んでいましたが、意識して読むとものすごく強気な規約ですね（汗）

Amazon独自の裁量で契約は解除できる、しかも通知は契約「解除後」らしいです。
通知が来た時点であがいても後の祭りということですね。
となると、契約違反にならないようにしっかりと規約を読んで
出版しなければならないということになります。

KDPアカウントを削除する方法まとめ

KDPアカウント削除はKDPヘルプセンターに申請すればOKです。

ですがその前に準備することがあります。

①現在販売している電子書籍の出版をすべて停止させておくこと
②未払いのロイヤリティ受け取りのため銀行口座の登録情報が最新状態であること
③その際、取り引き金融機関の登録情報と一致していること

です。
この３つを確認してからKDPアカウント削除の申請をしてください。

再登録（再開設）については少々面倒です。
閉鎖されたKDPアカウントを再開設できるかどうかは、
状況により異なるためその時点では再開できるかはわかりません。

こだわりがなければ新しいKDPアカウントを取得するほうが早いです。

その際、閉鎖済みのアカウントで使用されていたEメールアドレスは使えないので
別のEメールアドレスでアカウントを新規作成することになります。
このように少々面倒なのでKDPアカウント削除は慎重に行ってください。

ちなみにKDPアカウントを削除してもAmazonアカウントは削除にはなりません。
「Amazonアカウント」という箱の中で「KDPアカウント」を作るからです。
逆にAmazonアカウントという箱の方を削除してしまうと箱の中身も全部一緒になくなります。

こちら側からの削除申請以外に、Amazon側からある日突然契約削除の申請通知が届くこともあるようです。

理由は「独自の裁量」とのこと。

ココだけ読むと不条理な感じもしますが、
Amazonとの契約や規定に違反していなければ問題ないと思います。

ただ万が一通知が来た場合。

理由は独自の裁量によるKDPアカウント削除、
通知が来た時点ですでに削除されている、
KDPアカウントの再開設の状況はむつかしい

ということから

別のメールアドレスで新しくKDPアカウントを開設した方が早いです。

そんな悲しいことにならないよう規約をしっかりと読み
「怪しいかな」と思ったらすぐに調べるか、
KDPヘルプセンターに問い合わせてみた方が良いかもしれません。

それ以前に怪しいと思ったらやめましょう（笑）