こんな疑問に答えます。
結論から言うと、Kindle出版の印税3つの種類があります。また、継続的にかげるロイヤリティーの仕組みも教えていきますね。
こんにちは、カンです。
この記事を書いている僕は、Kindle出版歴が1年になり、Kindle出版に関しては下記の実績があります。
▶︎Amazon売れ筋ランキング10冠
▶︎月の印税は5万円〜7万円が安定
▶︎自作・外注共にベストセラー獲得
▶︎Kindle出版の印税を1年間で合計70万円超稼ぐ
▶︎Kindle出版×コンテンツ販売で1年未満で1000万円超収益化に成功
自分でも本を書いたり、Kindle出版コンサル、サポートもやっているので、かなり経験はある方です。
こういった背景の僕が、Kindle出版の印税3つの種類とロイヤリティの仕組みを解説していきます。
- Kindleの基礎をガッツリ学びたい
- Kindleの印税を増やす裏ノウハウが知りたい
このように悩んでいませんか?
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目次
Kindle印税収入の3つの種類について
Kindle出版の印税には、下記の3種類があります。
・電子書籍の売り上げ
・Kindle Unlimitedで読まれたページ数
・ペーパーパックの売り上げ
一つずつ解説していきます。
その①:電子書籍の売り上げ
電子書籍が1冊売れるごとに、印税収入を得ることができます。
印税収入と聞いて、最初に思い浮かべるのが本の売り上げですよね。
そのイメージ通りで、本が1冊ダウンロード購入されるごとに、Amazonから著者に既定の印税が支払われます。
その②:Kindle Unlimitedで読まれたページ数
Kindle Unlimitedで読まれたページ数を元に、印税収入を得ることができます。
Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスです。
出版した本を、読み放題の対象として登録しておくことで、1ページ読まれるごとに収益が発生するKindle出版ならではの仕組みです。
KDPセレクトに登録するという条件はありますが、実際に本が購入されなくても、読まれるだけで印税収入を得ることができます。
貴方も、Kindle出版を始めるのなら、Kindle unlimitedに加入して既に出版されている書籍を読んで、どんなものかリサーチしてみましょう。
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その③:ペーパーパックの売り上げ
ペーパーパックが1冊売れるごとに、印税収入を得ることができます。
ペーパーパックとは、注文ごとにAmazonが本を印刷して購入者に送る出版方法で、電子書籍と違い、紙の本を読者の手元に届けられる点が魅力です。
ペーパーパックも、本が1冊購入されるごとに、Amazonから著者に既定の印税が支払われます。ただし、印刷費用を出版した側が負担するため、電子書籍よりも少しだけ印税収入は少なくなります。
Kindle出版の印税(ロイヤリティ)の仕組みを解説
Kindleのロイヤリティは、種類ごとに仕組みが異なります。
それぞれの仕組みを、順番に解説していきます。
電子書籍の売り上げの仕組み
電子書籍の売り上げによる印税収入は、下記の内容で計算されます。
販売数×価格×ロイヤリティ=印税収入
ロイヤリティは、自由に決められるわけではなく”35%”か”70%”のどちらかを選ぶ必要があり、ロイヤリティによって価格などの範囲が決定します。
ロイヤリティ35%の場合
価格:99~20,000円
KDPセレクトへの登録:任意
Amazon以外での販売:OK
ロイヤリティ70%の場合
価格:99~1,250円
KDPセレクトへの登録:必須
Amazon以外での販売:NG
その他:70%を得る最低価格は250円以上(250円未満は30%になる)
この設定は、1冊ごとに個別に行えます。出版する本に合わせて、ロイヤリティや価格設定を行いましょう。
注意しておく点は、KDPセレクトへの登録の有無です。
ロイヤリティ30%の場合は、特に条件はありませんが、70%にするには”KDPセレクトへの登録”が必須になります。
Kindle Unlimitedで読まれたページ数の仕組み
Kindle Unlimitedで読まれたページ数による印税は、下記の内容で計算されます。
1ページ×0.5円=印税収入
Kindle Unlimitedの読み放題で読まれるには、” KDPセレクトへの登録”を有効にしておく必要があります。
Kindleで本を出版するときは、ロイヤリティを70%で設定することが多いため、特に意識しなくても有効になっていますが、条件があることは覚えておきましょう。
また、読まれたページ数とは、”読者が初めて読んだページ”のみがカウントされます。同じページを繰り返し読んでも、印税が発生するわけではない点も注意しましょう。
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ペーパーパックの売り上げの仕組み
ペーパーパックの売り上げによる印税収入は、下記の内容で計算されます。
販売数×(価格×60%-印刷コスト)=印税収入
ロイヤリティは60%の固定になります。
ペーパーパックは、本が購入されるごとに1冊ずつAmazonが印刷するため、印刷コストが1冊ことに掛かります。印刷コストは、出版する側が負担します。
印刷コストの費用は、出版する本のページ数とインクの種類(黒またはカラー)によって異なります。
詳細はAmazon公式 ペーパーバックの印刷コスト をご覧ください。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G201834340
Kindle出版印税の受け取り方
印税は、「電子書籍の売り上げ」「Kindle Unlimitedで読まれたページ数」「ペーパーパックの売り上げ」の合計が、毎月1回まとめて支払われます。
その報酬の受け取り方も、下記の3つから選ぶ事ができます。
・銀行振込
・電信送金
・小切手
どれを選んでもよいですが、基本は「銀行振込」をおすすめします。
Kindle出版の印税は銀行振込をおすすめ
結論、準備が簡単だからです。
銀行口座は「普通」「当座」どちらでも利用可能です。
銀行口座であれば、すでに自分の口座をお持ちと思います。
日本の主要な銀行はほとんど対応しているようなので、その口座をKDPの管理画面にある支払受け取り方法で設定するだけで、印税を受け取る場所を簡単に用意できます。
印税収入も、直接口座に振り込まれるので、現金化も簡単です。
印税の振込金額が1円から発生
印税収入に掛かる振込手数料をAmazonが負担してくれます。そのため、銀行振込に掛かる手数料は0円です。(2022年8月時点)
銀行振込の注意点
支払受け取り方法を設定する際は、「著者/出版者情報」で登録した名前と、銀行の口座名義を一致させる必要があります。
そのため「著者/出版者情報」は本名で登録を行います。ただし、ここで申告する本名は、本を出版するときの著者名とは別になります。
本を出版する際に、公表されるわけではないため、安心してください。
販売ロイヤリティを最大化する方法
印税収入をより多く得るために、販売ロイヤリティを最大化していきたいですよね。
そのためには、”KDPセレクトへの登録”を有効にしましょう。
KDPセレクトとは、Amazonが用意している「本をより多くの読者に売り込み、販促する場合に最適なオプション」を使うための設定です。これを有効にすることで無料キャンペーンの実施といった施策を行えるようになります。
KDPセレクトは、より多くの読者を獲得することを目的に、キャンペーンの設定などをする機能として提供されていますが、ロイヤリティ70%やKindle Unlimitedへの登録といった印税収入に関わる部分の条件にもなっています。
KDPセレクトへの登録は、”Kindle 本の価格設定”で1冊ずつ設定できるので、ロイヤリティを最大化するためにも機能を有効にしましょう。
もちろん、それだけの好条件なので、少しだけKDP登録による制限があります。
KDPセレクトに登録する、メリット・デメリットも解説します。
KDPセレクトの登録するメリット
メリットは下記の3つです。
・電子書籍販売時のロイヤリティ70%を選べるようになる
・Kindle Unlimitedへの登録による1ページ講読0.5円の印税が得られる
・無料キャンペーンなど販売促進のための機能を無料で使える
KDPセレクトに登録するデメリット
デメリットは下記の2つです。
・90日間(自動更新)は、Amazon以外でその本を販売できなくなる
・販売価格が、99~1,250円でしか設定できなくなる
見比べていただくと分かるように、ほとんどデメリットらしいものはありません。
実際に、Kindle本の価格は500円前後の商品が多いですし、電子書籍をKindle以外で販売するケースもあまりないため、KDPセレクトを登録するメリットはあっても、デメリットはないと考えてもよいですよね。
”KDPセレクトへの登録”を有効にするだけで、ロイヤリティを最大化できるので、ぜひこの機能を有効に活用しましょう。
Kindle出版全体のメリット・デメリットは以下の記事でまとめているので合わせて読んでください。
まとめ(Kindle出版の印税3つの種類とロイヤリティの仕組みを解説)
この記事では、Kindle出版の印税について、種類、仕組、受け取り方、ロイヤリティを最大化する方法を解説してきました。
最後に記事の内容を、簡単にまとめます。
印税の種類は3つ。
・電子書籍の売り上げ
・Kindle Unlimitedで読まれたページ数
・ペーパーパックの売り上げ
ロイヤリティの仕組みは、それぞれで異なる。
・電子書籍の売り上げ
販売数×価格×ロイヤリティ=印税収入
・Kindle Unlimitedで読まれたページ数
1ページ×0.5円=印税収入
・ペーパーパックの売り上げ
販売数×(価格×60%-印刷コスト)=印税収入
印税の受け取り方は3種類。おすすめは銀行振込。
・銀行振込
・電信送金
・小切手
ロイヤリティを最大化させる方法は、”KDPセレクトへの登録”を有効にする。
ぜひ、出版の際の参考にしてください。