
こんな疑問に答えます。
結論から言うと、Kindle出版で売れない人には明確な理由があります。この記事を読むことによって、その理由がクリアになり対策も知れます。
こんにちは、カンです。
この記事を書いている僕は、Kindle出版歴が1年になり、Kindle出版に関しては下記の実績があります。
▶︎Amazon売れ筋ランキング10冠
▶︎月の印税は5万円〜7万円が安定
▶︎自作・外注共にベストセラー獲得
▶︎Kindle出版の印税を1年間で合計70万円超稼ぐ
▶︎Kindle出版×コンテンツ販売で1年未満で1000万円超収益化に成功
自分でも本を書いたり、Kindle出版コンサル、サポートもやっているので、かなり経験はある方です。
こういった背景の僕が、KDP【Kindle出版】で売れない作家の3つの理由と対策について解説していきます。
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このように悩んでいませんか?
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目次
KDP【Kindle出版】で売れない作家の3つの理由

あなたが「売れない作家」になってしまう理由は、次の3つが原因です。
1:本を出版したことを誰も知らない
2:本が読者の目にとまらない
3:レビューがつかない
それぞれ、詳しく説明していきます。
売れない理由①:出版したことを誰も知らない
あなたが有名な著名人であれば、本を出版することで、各種メディアがこぞって本の出版を宣伝してくれます。
しかし、それは本当に限られたごく少数の有名な著名人のみです。
例えば、TwitterやYoutube上で、既に影響力のあるインフルエンサーだったとしても、何もしないでそっと本を出版した場合、その本は気がつかれることはありません。
その媒体上で、本を出版したことを告知することで、ファンに認識してもらい、はじめて本を読んでもらうことができます。
ある程度影響力のある人でも、発売したことを告知していない場合は、気づかれる可能性が低い。
そうである以上、本当に無名の一個人が書いた本は、何もしなければ本当に誰にも気づかれません!
気づかれなければ、読者が本を手にすることがない。
これが売れない1つ目の理由です。
売れない理由②:本が読者の目にとまらない
本の出版告知をしていない場合でも、電子書籍を読む方であれば、自分の課題を解決するための本を検索して、探してくれることはあります。
しかし、せっかく検索をしてくれる読者がいるにも関わらず、本が読まれないのであれば、あなたの本は、読者の目にとまっていません。
本が読者の目にとまらない理由は2つあります。
・そもそもジャンルが良くない
・タイトル・表紙が、読者をひきつけない
そもそもジャンルが良くない
読者が本を読む理由は、それぞれ自分の課題を解決することが目的です。
そのような悩みを解決したいと考えている方は、誰とも知らない人の自伝や、エッセイ、オリジナル娯楽小説は、そもそも探しません。
仮に検索してそれらの本が表示されたとしても、まず手に取ることはないですよね。
このように、読者の課題を解決できるジャンルでない場合、その多くは売れない本になってしまいます。
また、読者の課題を解決するジャンルを選んでいたとしても、読まれないケースがあります。
それは、すでにそのジャンルに強力なライバル本が存在している場合です。例えば、将来の不安からつみたてNISAを始めたい人向けに、ノウハウ本を書いたとします。
しかし、そのような多くの人が悩む内容の場合、既にベストセラーの本があるため、新規の人が書いた同じような内容では、読まれにくい本になってしまいます。
「表紙」「タイトル」が読者をひきつけない
読者が本を選ぶとき、まず検索を行い、検索された本の一覧を流して見ます。
その時に読者が画面をスクロールしていく中で、1冊の本を見る時間は1~2秒程度です。
その一瞬に、これは!と、思ってもらえるかが勝負です。
特に、最初に目にとまる「表紙」は重要です。
この時点で、読者が自分に必要な情報が書かれている本だという印象が、表紙から与えられないと、そのままスクロールされてしまいます。
仮にインパクトの強い表紙で目を引いても、続けてみるタイトルの内容がぼんやりしていては、やはりその本は選んでもらえません。
読者にとって「表紙」「タイトル」は、「誰向けの?何の本なのか?」ということを知る重要な手がかりです。
ターゲットとテーマが一瞬で伝わらない「表紙」「タイトル」の場合も、読者に読まれにくい本になります。
これが、売れない2つ目の理由です。
表紙作成のコツは以下の記事に書いてあるので、合わせて読んでください。
売れない理由③:レビューがつかない
本が出版されたことが読者に伝わり、その本が読者の目にとまれば、ある程度、その本は売れます。
しかし、そこからしっかりとした収益を生み出せる「売れる本」になるには、レビュー評価が重要です。
例えば、あなたが新しいスマートウォッチをAmazonで購入する場合、商品情報とは別に、あなたは何を気にして見るでしょうか?
そうです。
ユーザーレビューを確認しますよね。
なぜなら、せっかく購入するのに、それがいまいちだったら、お金の無駄使いになってしまうからです。
本も同じで、読書には少なからずお金や、読むための時間がかかります。
読者としても無駄なことはしたくないので、きちんと有益な情報が得られるかは気になるところです。
その時に、確認するのがユーザーレビューになります。
そのため、まったくレビュー評価がついていない本は、やはり選ばれない本になりがちです。
これが、売れない3つ目の理由です。
KDP【Kindle出版】で売れる作家になるための3つの対策


では、どうすれば「売れる作家」になれるのか?
3つの対策をご紹介します。
1.本に売るための5要素を加える
2.著者を知ってもらう
3.KDPの仕組みを利用する
それぞれ、詳しく説明していきます。
その①:本に売るための5要素を加える
売れる作家になるために、まずは本をしっかりと改善しましょう。
具体的には次を意識して対策していきます。
①売れるジャンルを選ぶ
②視点をずらして、ライバルと差別化する
③検索されやすいタイトルをつける
④ターゲットとテーマが伝わる表紙にする
⑤ベネフィットを伝える
①売れるジャンルを選ぶ
ジャンルを選ぶ場合は、「HARM(ハーム)の法則」で選びましょう。
「HARMの法則」とは、
H→Health(健康):健康・メンタル・美容
A→Ambition(夢):将来・キャリア
R→Relation(人間関係):結婚・恋人・会社
M→Money(お金):給料・資産
この4種類に、人間の悩みは分類することができるという法則です。
どのくらい人の悩みが、この分類にあてはまるかと言うと9割あてはまるそうです。
先ほどもお伝えしたとおり、読者は自分の課題(悩み)を解決するために、読む本を探しています。
この法則に沿った内容で本を書いているかは、売れる本を作るための大きなポイントになります。
しっかりと売れるジャンルを意識して本を作りましょう!
以下の記事でKindle出版で稼げるジャンルを暴露しているので、合わせてどうぞ。
②視点をずらして、ライバルと差別化する
売れるジャンルの本は、当然、他の作家さんも本を出版しています。
そのため、単純にそのジャンルで本を出しても、そのままではベストセラー本には到底勝てません。
そこで少し視点をずらして差別化しましょう。
視点のずらし方は、いくつか考えられますが、まずはターゲットを絞り込むのをおすすめします。
例えば、「つみたてNISA」の本を書こうとした場合、単純に「つみたてNISA入門」という対象の広い内容で本を書いてしまうと、ライバルの本との差別化ができずに、売れない状態になります。
しかし、つみたてNISAを始める人には、
・20代から将来を見越して始めようとしている人
・40代になってから、急に将来の不安を覚えて貯蓄を考え始めた人
と、色々なケースが考えられます。
そこで、例えば、本の対象を40代向けにしぼって本を書いてみましょう。
そうすることで、40代から貯蓄を始めたい人であれば、より自分の悩みに特化した本があれば、そちらを手にしてくれます。
③検索されやすいタイトルをつける
電子書籍の場合は、書店に並ぶ本とは違い、読んでもらうために、必ず「検索」という手順があります。
そこで、読者に自分の本を確実に「検索」してもらえるように、キーワードをしっかりとタイトルに入れておきましょう。
例えば、つみたてNISAの本の場合、よく検索されるキーワードは、
「NISA 初心者」
「NISA 入門」
といったキーワードです。
どのようなものが検索されやすいかは、Amazonの商品検索のサブジェクトなどを確認してみましょう。
その他、キーワードリサーチサイトを使った確認もおすすめです。

(ラッコキーワード)
④ターゲットとテーマが伝わる表紙にする
検索キーワードとあわせて、検索された後に読者の目を引く「表紙」を用意しましょう。
実際に表紙だけを差し替えて、他はそのままにもかかわらず、本が爆発的に売れるようになったという事例はとても多いです。
それくらい表紙が読者に与える印象は大きいです。
ベストセラーの本などは、こういった部分が考えられたデザインになっているので、表紙を読者が見る1~2秒の間に、しっかりとターゲットに伝わる言葉が含まれています。
そういった本を参考にして、「誰向けの?何の本なのか?」が一瞬で伝わる表紙を用意しましょう。
デザイン的な部分になるので、自分で対応するのが難しい場合は、ココナラなどで表紙の外注化も検討していきましょう。
ベネフィットを伝える
詩文の本のページまでたどり着いてくれた人に、最後の一押しをするのが本の紹介文です。
ここで、しっかりと自分の本のベネフィットを伝えましょう。
ベネフィットとは、簡単に言うと「読者がその本を読むことで得られる利益」です。
例えば、投資の始め方がわからない人が、本を読むことで投資がはじめられるようになる。
このように、読者に「この本を読むと、あなたの課題・悩みが解決します」ということが伝わると、その本を買ってくれる可能性がぐっと上がります。
その②著者をしってもらう
売れる作家になるために、本の改善とあわせて、継続的なファンを獲得するために、自分自身を知ってもらうための対策も行いましょう。
読者に1冊目の本を読んでもらっただけでなく、継続的なファンになってもらえれば、次の本も読んでくれる可能性が高くなり、売れる作家として成長できるようになります。
具体的には次を意識して対策していきます。
・著者ページを用意する
・SNSを利用する
・評価を集める
著者ページを用意する
Amazonサイト上で、著者情報と出版している本を紹介するページを用意できます。
このページを用意しておくことで、読者に他の本を知ってもらう機会を設けることができます。
個人ブログなどを用意しなくても、簡単に自分自身をアピールすることができるので、ぜひ活用しましょう。
著者ページは、KDPマーケティングページから「著者セントラル」を選ぶことで作ることができます。
以下、動画で解説しています。
この後で説明するSNSと組み合わせて、自分に興味を持ってくれた読者に対して、自分と書籍をアピールするために使いましょう。
SNSを利用する(Twitterを使う)
Kindle出版とTwitter、LINEの相性の良さは、多くのKindle作家さんが伝えています。
特にTwitterは、新規の読者の獲得やフォロワーを通じた新刊告知などをするために、必要不可欠なツールです。
アカウントがない場合はすぐに作りましょう。
Twitterで、日々の活動や新刊の案内をツイートすることで、内容に興味を持った人がフォローしてくれれば、それだけで読者が増えることにもつながります。
LINEを使う
LINEも売れる作家になるためのファン獲得に、強力な力になってくれるツールです。
せっかく本を読んでもらったのなら、ぜひその人にファンになってもらいましょう。
LINE公式アカウントを用意して、本の中で友だち追加をお願いしてみましょう。
友だち追加してくれた方であれば、自分の本に強く興味を持ってくれた方になります。
そういった方に、LINEを通じてピンポイントで本の出版をお知らせすることで、本を読んでくれる可能性の高い人にアピールすることができます。
Twitterで新規の読者、LINEで既存のファンを育てることができれば、さらに売れる作家になれます。
評価を集める
まずは、家族や友人に本を読んでもらって、レビューしてもらいましょう。
最初は恥ずかしいなど、抵抗感があると思いますが、忖度のない感想をもらえることも多いです。
ぜひお願いしてみてください。
そうして評価をあげていくと、次第に読者も増えていきます。
また、SNSを運用していくと、Kindle作家さんとの交流や、ファンになってくれた方からは、自然と出版した本への評価をいただけるようになります。
その③:KDPの仕組みを利用する
本の改善と、著者の認知が高まれば、自然と売れる作家になることができます。
その流れを加速させるために、KDPの仕組みもしっかりと利用していきましょう。
・KDPセレクトを使う(無料キャンペーン)
・まとめ買いページ
KDPセレクトを使う(無料キャンペーン)
無料キャンペーンとは、KDPセレクトに登録することで、自分で90日間に5日行えるキャンペーン施策です。
無料で読まれては収入が得られないと考えてしまう方もいますが、それ以上の大きなメリットがある施策です。
具体的には、
・部門ランキング一位、ベストセラー獲得
・読まれることでインプレッションが上がる。
といった、長期的にみてとても効果の高い成果を得られます。
インプレッションとは、「Webサイトに掲載される広告の効果を表す指標の一つ」です。
Amazonには、インプレッションの高い商品の場合、その商品と同じようなものを求めている人に向けて、紹介してくれる仕組みがあります。
つまり、無料でも多くの人に読まれる作品であれば、それを必要としている見込み客にたいして、Amazonが自動的に商品紹介してくれることになります。
部門ランキング1位、ベストセラーとあわせて、インプレッションが働くと、おすすめ本として紹介されやすくなるので、長期的にみて販売数を増やせる可能性が高くなります。
せっかく用意されている仕組みなので、上手く利用していきましょう。
まとめ買いページ
本を複数冊出していくなかで、同じジャンルの本を出版した時にぜひ取り入れてほしいのが、まとめ買いページです。
読者の中には、同じジャンルの内容の様々な情報をまとめて購入したいと考える人もいます。
そういった人に向けて、まとめ買いページを用意しておくことで、売り上げにつながることになります。
著者ページとは違って、ピンポイントでシリーズ化した本として紹介できるので、より購入してもらえる可能性が高い施策です。
もし、複数の本を同じジャンルで出版した場合は、活用してみてください。
おわりに(KDP【Kindle出版】で売れない作家の3つの理由と対策)
この記事では、KDP売れない作家 3つの理由 3つの対策をお伝えしてきました。
最後に、それぞれをまとめます。
売れない3つの理由
1.出版したことを誰も知らない
2.本が読者の目にとまらない
3.レビューがつかない
売るための3つの対策
1.本を売るための5要素を加える
2.著者を知ってもらう
3.仕組みを利用する
3つの対策は、一度にすべてを行うことは難しいかもしれません。
それでも、1つずつ意識しながら改善していくことで、必ず効果があるものばかりです。
今、あなたが売れない原因がわからずに悩んでいるなら、この施策を少しずつでも取り入れてください。
必ずあなたを「売れない作家」から「売れる作家」に変えてくれます!
以上です。
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